バイトのヘルプって嫌なら断ってもいいの? メリットってある?

バイト ヘルプ メリット デメリット

アルバイトの職種によっては「ヘルプ」というシステムがあります。出勤日に別の店舗へ行くこともあれば、自分が休みの日にヘルプをお願いされることもあるので、大変だと感じる人もいるかもしれません。一方で、ヘルプに入るメリットもたくさんあります。この記事では、バイトにおけるヘルプの説明とメリット、ヘルプに入れないときの断り方などを解説していきます。

【目次】

バイトでよくある「ヘルプ」って何?

バイト ヘルプ メリット デメリット
バイトで「ヘルプ」といえば、「手伝い」を指します。ただし、職種や状況によってヘルプの意味合いは変わるので注意しましょう。

たとえば、スーパーマーケットやコンビニでは「レジのヘルプに入って」と指示される場合があります。レジが混んできたので、別の作業を一旦止めて、忙しい場所を助けるのがここでの「ヘルプ」です。

また、シフトに入っているバイトが少ないとき、休みのアルバイトスタッフが「ヘルプ」を頼まれるパターンもありえます。平日や繁忙期はどうしてもバイトが少なくなりがちなので、ヘルプは珍しいことではありません。姉妹店がある、あるいはチェーン店の場合、他の店舗に臨時でシフトに入るのもヘルプのうちのひとつです。キャンペーン中の店舗、開店直後の店舗などは通常よりもお客さまでにぎわい、通常時のバイトだけではまかなうのが困難です。そのため、期間限定で他店のバイトを補充し、忙しい時期を乗り切ります。

さまざまな意味のあるヘルプですが、大まかには「ほかの店舗やほかのスタッフの仕事を助ける」と覚えておきましょう。

 

ヘルプに行くのが嫌だと感じる人が多い理由

バイト ヘルプ メリット デメリット
アルバイトをしている人の中にはヘルプに行くのが嫌だと感じる人もいるようです。なぜ嫌だと感じるのかの主な理由は3つとなります。

普段働いている環境と異なる

仮に同じ系列の店で、店舗共通のマニュアルを使っていたとしても、仕事の進め方や使っている器具などは店舗によって異なることもあります。普段慣れている仕事だとしても環境が変われば気も使いますしやりづらさを感じてしまう場合もあるでしょう。

他スタッフとの意思疎通が取りづらい

仕事は1人で進めるものではないので、他の人との連携が大事になります。その点、普段コミュニケーションを多くとっているスタッフではなく、他の店舗のスタッフと連携するのはいつも以上に労力がかかってしまうこともあります。

業務の進め方・流れが異なる場合がある

こちらも同様に、店舗によって異なる場合があります。高額紙幣が入った時の確認の有無や、判断を仰ぐ際に誰に相談するかなど、各店舗によって独自のルールがある場合があり、身についた仕事の進め方のルールを一旦捨て、その店舗のルールに則る部分に仕事のやりにくさを感じてしまう場合もあるようです。

 

嫌なら断ってもいいの?

バイト ヘルプ メリット デメリット
出勤予定のスタッフが急病で来れなくなったなど、突発的なスタッフ不足が予想される場合に、当日お店や会社の上司から連絡が来て「悪いが、今日ヘルプに来てくれないか」と頼まれるケースもあります。けれども、ヘルプは強制的なものではないので、予定があった場合に無理してまでヘルプに入る必要はありません。その場合は、「すみません、予定があるから行けません」とはっきり断っても問題ありません。

 

断るときに気を付けることと会話例

バイト ヘルプ メリット デメリット
ヘルプを断る場合には、ただ「入れません」「行けません」とだけ言うのではなく、「予定があって」など、理由も合わせて話しましょう。また、申し訳ない気持ちと、「入れるときはヘルプに入ります」という意思表示をしておくと好印象になります。

断り方のトーク例

「申し訳ありません、今日は予定を入れてしまっているので行けません。予定がなければ入れますので、また言ってください」

 

ヘルプにいくとこんなメリットも!

バイト ヘルプ メリット デメリット
ヘルプに入ることで、メリットもたくさんあります。たとえば、「時給を稼げる」のは分かりやすいメリットです。当然ながらヘルプで出勤したぶんも給料に反映されるので、予定よりも多くの収入が得られます。次に、「バイト先での交友関係が広がる」というメリットもあります。ヘルプに入ってくれる人は、「真面目で優しい」という印象を同僚に与えられます。また、同僚といる時間が長くなるのでコミュニケーションも増えるので、同僚と仲良くなるきっかけが生まれやすいでしょう。「スキルアップに繋がりやすい」のもヘルプに入るメリットの1つです。働く時間が増えるほど、バイト先で必要なスキルは磨かれていきます。通常シフトとは違う時間帯の空気に触れられるのも視野を広げるチャンスです。姉妹店へのヘルプであれば、いつもと違う働き方を学べるでしょう。

 

ヘルプを頼まれるのは頼りにされているから

ヘルプは理由があれば断っても問題ありません。しかし、ヘルプを頼まれるのは貴重な戦力だとバイト先で認められている証拠です。毎回引き受ける必要はありませんが、ぜひ頼まれたら前向きに考えてみてくださいね。とはいえ、休日のたびにヘルプの連絡がくるような職場は大きなストレスになります。精神的につらくなったら、無理せず店長や社員に相談しましょう。

 

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