アルバイトで無断欠勤をしてしまうと罪悪感や後悔、焦りなどの感情が出てしまいがちです。しかし、落ち込んでいるだけでは問題は解決しません。ここでは、アルバイトで無断欠勤してしまった場合の対処法を解説します。
【目次】
そもそもなぜ無断欠勤をしてしまうのか
無断欠勤をしたら即刻クビになる?
バイトを無断欠勤したらどんなリスクがある?
無断欠勤をした後はどうすればいい?
無断欠勤をした場合のトーク例
・<トーク例1>寝坊してそのまま無断欠勤になってしまった場合
・<トーク例2>シフトに入っていることを忘れてしまっていた場合
無断欠勤後のNG行動
・<無断欠勤後のNG行動1>店長やまわりのスタッフへの謝罪をしない
・<無断欠勤後のNG行動2>そのまま音信不通になる
・<無断欠勤後のNG行動3>言い訳ばかりをして反省した様子をみせない
精一杯の誠意の姿勢を伝えることが大事!
そもそもなぜ無断欠勤をしてしまうのか
起きたら勤務時間が過ぎていた
夜更かしして寝過ごしてしまった、目覚まし時計をセッティングしていなかった、二度寝してしまった、などいわゆる「寝坊」で欠勤してしまうこともあるでしょう。
休みを伝えることができなかった
急な体調不良や事故、何かしらの突然の出来事で連絡することができなかった、連絡することを忘れてしまった、ということもあり得るでしょう。
シフト調整のミス
欠勤するつもりはなかったのに、そもそもシフトを勘違いしていて結果的に無断欠勤扱いとなってしまうケースもあり得ます。
職場で大きなミスをした
仕事でミスをすると、後ろめたさや恥ずかしさから出勤することがつらくなりがちです。そのため無断欠勤してしまうケースもあるかもしれません。
責任感の欠如
無断欠勤を重大なことだと考えていない人もいるかもしれません。そのため、連絡をしなくても平気で休んでしまうのです。
無断欠勤をしたら即刻クビになる?
無断欠勤をしてしまうと、職場に多大な迷惑をかけます。代わりの人が休日を返上したり、同じシフトに入っていた人がいつも以上に多くの仕事をしたりして欠員を埋めなければいけません。また、欠勤した人にしかできない業務があれば、損害につながる可能性もあります。
無断欠勤が続けばクビになる可能性はあります。職場によっては雇用契約に「特定期日の無断欠勤が続いた場合には解雇となる」と指定されている場合もあります。一度の無断欠勤でクビになるかどうかは、それまでの信頼関係や職場にもよりますが、とはいえ、誰でもミスはするものです。ミスをした後の行動が大切です。速やかに謝罪と欠勤理由を伝えて、誠意ある態度を示せば周囲も理解してくれるでしょう。
バイトを無断欠勤したらどんなリスクがある?
たった一度の無断欠勤で、今までせっかく築いてきた信頼関係や良い評価を失ってしまう可能性があります。自分自身も職場で肩身の狭い思いをしてしまうかもしれません。無責任な行動をしてしまったことで自分を責めてしまうケースもあり得ます。
無断欠勤は、周囲にも自分自身へも良い影響を与えることはありませんので、十分に注意し、それでも無断欠勤してしまった場合は速やかに謝罪しましょう。
無断欠勤をした後はどうすればいい?
無断欠勤に気が付いたら、すぐに上司に連絡しましょう。メールやLINEに頼らず電話で伝えるのがマナーです。言い訳や弁解はせずに誠意をもって謝罪と欠勤理由を正直に伝えましょう。
無断欠勤をしてしまった場合の謝り方トーク例
出来ればしたくない無断欠勤。それでもしてしまった場合のトーク例をご紹介します。
<トーク例1>寝坊してそのまま無断欠勤になってしまった場合
<トーク例2>シフトに入っていることを忘れてしまっていた場合
後から嘘だとバレるよりも、まずは正直に伝えて謝罪をしましょう。
加えて、同じことをもう2度としないという対策も伝えて誠意をもって謝罪することが大切です。
無断欠勤後のNG行動
無断欠勤した後の出勤日は、いつも以上に周囲に気を配りたいものです。
余計に火に油を注ぐような行動をしないようにするためにも、ここで、NGにつながる行動例を紹介していきます。
<無断欠勤後のNG行動1>店長やまわりのスタッフへの謝罪をしない
まず、真っ先に「自分が悪いと思っている」意思表示を見せるためにも、店長は勿論のこと周りのスタッフにもきちんと言葉に出して謝罪しましょう。
ここで「やってしまったものはしょうがない!」と開き直ってしまうのは非常に印象が悪く、信頼を余計に損ねることになってしまうのでしないようにしましょう。
<無断欠勤後のNG行動2>そのまま音信不通になる
気まずい気持ちは分かりますが、そのまま音信不通になることは重大なマナー違反になるので決してしないようにしましょう。その後の制服の返還など実費請求をされる可能性があったり、バイト先の規則によっては減給などの可能性もあります。
迷惑をかけるだけでなく、自分自身も余計に嫌な思いをすることになるので、無断欠勤をしてしまったあとは冷静に対応をするよう誠意をもって行動することが大切です。
<無断欠勤後のNG行動3>言い訳ばかりをして反省した様子をみせない
謝るより先に言い訳ばかりを並べてしまうのはNGです。ただでさえ信頼を失っている状況なのに、「また同じことをやるのではないか」と疑いの目を掛けられたりしてしまい、周囲も自分自身も結果的に嫌な思いをしたり、居づらくなってしまう場合があります。
周囲に迷惑をかけたことを自覚し、余計な言い訳をせずに誠意をもって仕事に打ち込むことで周囲の信頼も回復していくはずです。
精一杯の誠意の姿勢を伝えることが大事!
無断欠勤は職場に多大な迷惑をかける行為です。一方で、どんな人間でもうっかりミスは犯すものです。反省していることを行動で示せば、多くの職場では再び受け入れてもらえるでしょう。そのため、無断欠勤してしまった場合は、すぐに謝罪をし、誠意のある行動をとることが大切です。