オシャレなカフェでのバイトは常に人気の高い仕事のひとつ。ここでは、面接でよく尋ねられる質問内容とその答え方を紹介します。
①志望動機:「このバイトに応募した理由は?」
カフェは多店舗を展開するチェーン店と地元に根付いた中小規模の店舗の、大きく2つに分かれます。なかには「他のカフェではなくどうしてうちの店なのですか」など詳しく質問されるケースも。その際はそのお店をどうして好きになったのか、理由をしっかり話しましょう。また、家が近い、学校帰りに通いやすいなど働きやすい環境であることも志望動機につながります。
「コーヒーが大好きで、私もスタッフとして働きたいと思ったので」
「こちらのお店は自宅からも学校からも近く、長く続けられると思ったからです」
「将来バリスタを目指していて、勉強をかねて働きたいと思いました」
②希望のシフト:「週に何日くらい働けますか?」
通勤・通学者が多いエリアのお店では朝・夕方の時間帯に、商業施設内にあるお店では土日や祝日に出勤できるとアピールポイントになります。学生のバイトも多く、勉強との両立に理解のあるケースも多いので、シフトの希望を伝えてお店と相談してみましょう。
「週3日のシフトを希望します。朝は7時~9時まで入れます」
「平日に2日程度、土日のシフトもあわせて週3日可能です」
「学校が終わった後、17時くらいからであれば入れます」
③勤務開始日:「いつから働けますか?」
カフェなどサービス業のバイト募集はすぐに働いてほしいと考えているケースが多く、勤務開始日は早いほど重宝がられます。都合がつくならなるべく早めの日程で答えましょう。
「明日からでも働けます」
「今週の土曜日以降からなら、いつでも大丈夫です」
④通勤時間:「通勤時間はどれくらいですか?」
通勤のしやすさは長く働くためにも大事な要素になりえます。また、交通費支給のアルバイトの場合はお店の経費確認のためにも、この質問をされるケースもあります。「自宅から遠くても、学校帰りに寄れるので大丈夫です」などと不安要素を解消しておきましょう。
「自宅から電車で20分です。平日は学校の帰りに寄れます」
「自宅から自転車で10分、学校からは自転車で15分です」
⑤前職を辞めた理由:「前のバイトを辞めた理由は?」
以前にもカフェなどの接客サービスを経験している場合は、なぜ辞めたのかを聞かれる場合もあります。お店の力になってもらえそうだと思ってもらえるよう、やる気を含めて辞めた理由を話しましょう。
「居酒屋のホールをしていましたが、やるなら、大好きなカフェで働きたいと思ったから」
「コンビニで働いていましたが、授業との調整が大変なシフトが増えたのですが、接客の仕事は好きなので、応募しました」
面接の服装と身だしなみ
カフェや喫茶店のバイト面接をするときに、服装や髪型はどういった点に気を付けるべきでしょうか。
服装
例えば、好ましい服装の一例として、襟付きシャツにブラウス、チノパンや短すぎないスカート、キレイな革靴などは印象を良くしてくれるでしょう。色合いも派手ではなく、落ち着いた白やベージュなどに落ち着かせるイメージです。女性の場合、靴はパンプスでも大丈夫です。男性も革靴が無ければ、派手ではないキレイな靴で良いでしょう。お店にもよりますが、特にスーツを着ていく必要はありません。飲食店では清潔感があることが特に大事なので、シワや汚れが無いかも意識しましょう。
アクセサリー
派手なネイルや大ぶりのピアスなどのアクセサリーは極力外した方が無難です。飲食店はアクセサリーやネイルなどをつけていると、異物混入など衛生面からも良い印象をもたれない可能性があります。派手すぎるネイルや大きすぎるアクセサリーは、仕事の最中はほぼ外すことになりますので面接時から外しておきましょう。バイト面接で初めて顔を合わせる場。第一印象を良くするためにも清潔感を心がけましょう。
髪型
髪型について、男性は前髪が目にかからず長すぎない清潔感があるスタイルが良いでしょう。女性は髪が長い場合は、まとめるなど、すっきりと見えるようにします。。髪が短い人も、前髪は目にかからない様にしましょう。化粧は、ナチュラルメイクが基本です。
制服がある場合
お店によっては制服が支給されるアルバイトもあります。制服は私服に比べ、比較的キッチリとした印象になります。そのため、あまりにもカジュアルな服装で面接に行ってしまうと、お店のイメージと合わないと見なされる可能性があるので注意が必要です。
お店にもよりますが、基本的には清潔感のある服装を心がけるとよいでしょう。前述の「面接の服装と身だしなみ」をベースにするとよいです。
また、意外と自分では気づきにくいものですが、派手すぎるネイルは避けた方がよいでしょう。ジェルネイルの場合には当日気づいても、すぐには変えられないので、バイトを探している間は控えめなデザインにしておくなどの配慮が必要です。
バイト先のイメージに合わせて服装や身だしなみを整えるようにし、イメージから外れすぎた服装にならなければ問題ありません。
制服がない場合
特に制服のないバイト先であっても、キレイ目な服装で面接にのぞむと良いでしょう。私服とお店の雰囲気が合っていると印象も良いので、不安な場合には、実際に働いている従業員の服装を事前に知っておくのがベターです。
また、バイト先に電話やメールなどで事前に問い合わせるという方法もおすすめです。問い合わせる際には、面接時の服装を直接聞くよりも、バイトする上で好ましい服装や、必要なアイテムがあるかといった内容について聞いた方が、求める回答が得られやすいです。バイト先から「特に決まりがない」という返信がきたり、回答を聞いてもよく分からなかったりする場合には、制服があるバイト先と同様の服装を基準として考えると良いでしょう。
カフェ・喫茶店のバイト面接当日のマナー
面接をする当日はお店の従業員スペースか、店内の開いている座席で面接をします。
約束の5分前にはカフェに行くようにこころがけ、自分から従業員に声をかけます。
その後、担当者が出てくるので挨拶をします。
その後は担当者がリードしてくれる場合も多いですが、気にかけるポイントとして、履歴書を出すときにも一言付けると印象が良いです。
また、ドリンクを出してもらえた場合のお礼も必ず言うようにしましょう。ドリンクを飲むタイミングは、面接が終わったときか、話の区切りで飲むようにします。
面接が終わった後は
と一言添えると良いでしょう。
いかがでしたか? カフェや喫茶店でのバイトは、人と接することが好きで飲食に興味があるならきっと楽しくお仕事ができるはずです。多くの人とふれあいながら貴重な体験を積んでみてください。
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アルバイトの面接は、何度受けてもドキドキするもの。だからこそ、志望動機やシフトの希望、勤務開始可能日など“面接でよく聞かれる項目”は、前もって整理しておきましょう。さらには、答えにくい質問に対するヒントも紹介します。自分なりの考えをまとめておくと、いざというとき役立ちます。
▼バイト面接の服装についてはコチラを参考に
「バイト面接の服装」(髪型・メイク…身だしなみ)