アルバイトの面接って緊張しますよね。ましてや、バイト初体験ならなおのこと。そこで、面接で質問に詰まらないように、よく聞かれる質問と答え方をご紹介。また、学生の皆さんに「これまで聞かれて困った質問」についても聞いてみたので、こちらも合わせて確認し、面接対策をしてみてくださいね。
【目次】
1.学生が面接でよく聞かれる質問と答え方
面接で「よく聞かれる質問」には以下のようなものがあります。「答え方」の例も挙げていますので、参考にしてみましょう。
・応募理由/志望動機
応募理由や志望動機はほぼ必ず聞かれる質問です。前向きさが伝わるように答えるのがポイントです。
「洋服が好きでアパレルの仕事に興味があり、デザインが魅力的な御社に興味をもっています」
「部活で○○を続けてきた経験を、御社の配送の仕事に活かしたいと思っています」
・自己PR/長所・短所
長所は仕事内容を活かせる事を選び、自己PRにつなげるとよいでしょう。「朝が弱い」「根気がない」など、仕事上のマイナスにつながるものは、内容と言い方の工夫が必要です。短所をフォローする手段などを加えると良いでしょう。
「長所は集中力があることです。短所は集中し過ぎて周りが見えなくなってしまう時があることです。ですから、何か作業を始める時には、必ず時間を決めて始めるようにしています」
・仕事開始日・シフト
仕事開始日やシフト希望などに関する質問が必ずあります。「家に帰らないとわからない」などあいまいな答えにならないよう、自分のスケジュールを把握した上で面接に臨みましょう。
「来週から月曜以外の週3日、16時から22時まで働くことができます。できれば21時までが希望です」
・交通手段・通勤時間
時間管理ができるかどうかをみています。具体的な通勤時間の確認を忘れずに。学生の場合は、学業との両立ができるのかを採用担当者は確認したいのです。正直に、さらに無理のないスケジュールを伝えておきましょう。
「学校から電車で2駅です。電車と徒歩で20分程度です。自宅からもほぼ同じ時間で通えます」
・これまでのアルバイト経験
同じ職種や応募職種に近いものがあれば、その経験を答えましょう。業務内容とどんな仕事をしてきたかを伝えられるといいでしょう。また、例えば飲食系からコンビニなど販売系といった異なる職種へ応募する場合も、「接客」という両職種に共通の業務を、経験として話すことができるでしょう。
ファミレスでホールスタッフの経験があります。幅広い年齢層のお客さまへと接してきたので接客対応には自信があります。
・前のバイトを辞めた理由
以前にバイトをしていた場合、辞めた理由を聞かれることがあります。「クビになった」などマイナスの理由であれば、別の理由も考えておきましょう。「学校が忙しくシフトが合わなくなった」「留学資金を貯める期間だけ働いていた」などの理由なら、悪い印象を与えることもありません。また「新たな仕事に挑戦したい」など、プラスに見られる理由もオススメです。
・親や学校の許可(高校生の場合)
高校生の場合、親や学校の許可を得ているか聞かれることがあります。ウソをつかずきちんと許可を得た上で面接に臨みましょう。
▼初めてのバイト面接という人は、こちらも参考に。
<高校生・大学生必読!>初めてのバイト面接Q&A 知っておくべきポイントは?
2.学生が聞かれて困った質問と答え方
次に、「聞かれて困った質問」の答え方を紹介します。全国の学生の皆さんに、アンケートで「実際に聞かれて困った質問」についてを聞いてみましたので、答え方も合わせて確認しておきましょう。
・志望動機が「お金のため」で答えに詰まった
・どうしてアルバイトしようと思ったんですか?という質問が困りました。お金を稼ぎたいからと素直に答えることもできず、難しかったです。(20代/女性/学生)
・志望理由です。単純にお金を稼ぎたいからと理由を言うわけにいかないので、何かと理由をつけることに苦労しています。(20代/男性/学生)
志望動機について聞かれて、「お金のため」以外に思いつかず困った人も多いようですね。バイトの志望動機が「お金のため」というのは、悪いことではありません。ただし、これだけだと「じゃあ、ウチじゃなくてもいいのでは?」と思われてしまうかもしれないので、お金プラス「そのお店で働きたいと思った理由」を加えて話すと印象がよくなります。
「お金を稼ぎたいと思ったのと、こちらのお店は普段から利用していて、とても雰囲気が良かったので、ぜひ働いてみたいと思いました」
・志望動機が思いつかなくて困った
なんと、志望動機自体が思いつかずに困った、という声も。志望動機は、ほぼ必ず聞かれる質問なので、面接に行く前に考えておきましょう。「お店によく来ていて、雰囲気が良いと思った」「(お店の)商品が好き」「接客を学びたい」など、バイトしたいと思った動機を思い出してみるといでしょう。
「アルバイト未経験なのですが、接客に興味があり志望しました。こちらのレストランは、いつも店員さんの感じが良かったので、接客の勉強になると思い志望しました」
・お店の商品について聞かれて困った
そのお店の商品や店舗を使ったことがないけど、バイトに応募するということはあると思います。そういうときは、面接までに実際に行ってみるのはベストですが、それができない場合は、必ずネットで商品や店舗について調べておいて、どんなものを扱っているかを知っておくようにしましょう。聞かれたときは正直に「まだ使ったことはないが、興味がある」ということを伝えましょう。
「まだ利用したことはないのですが、以前から興味があり、インターネットで口コミなどをよく見ていました。今回、アルバイトの募集をしているのを知り、ぜひ働いてみたいと思い、志望しました」
・シフトについて
・自分が希望していない時間帯のシフトでも積極的に入れるかという質問。(20代/女性/学生)
・大学の授業が忙しくあまりシフトに入れない状況で、もっと空いている時間がないか聞かれたときです。(20代/女性/学生)
シフトについて聞かれたときは、可能な範囲で正直に答えましょう。無理して「入れます」と言ってしまって、結局シフトに入れないということになると、お店に迷惑がかかってしまいます。ただ、もし調整の余地があるのであれば、その旨を伝えておくと、お店側も譲歩してくれるかもしれません。
「授業と部活(サークル)があり、どうしても週3日以上が難しいのですが、学校が休みの時期はもっと入れると思います」
・学業について
・「現在の残りの単位数は?」という質問。そこまで、単位が取れてなかったので聞かれて困りました。(20代/男性/学生)
・学校での成績についての質問。親にバイトの許可を貰っていなかった(10代/男性/学生)
学生バイトを採用する際に、お店側も学業が優先ということはわかっています。けれども、あまりに学業との両立が難しそうな場合は、やはり「すぐ休むんじゃないか」「すぐ辞めるんじゃないか」と不安になってしまうもの。きちんと両立できるかどうかを考えてからアルバイトに応募することも大切です。
「成績は、決して“良い”とは言えませんが、自分なりに両立は可能だと思っています。テスト期間などはお休みをさせていただくかもしれませんが、その分空いた時間で頑張ります」
3.バイト別!面接で聞かれる質問と答え方
ここでは、バイト別に面接で聞かれる質問と答え方のポイントについて紹介します。より詳しく知りたい人はぜひ参考にしてください。
・カフェバイトの面接
・コンビニバイトの面接
・スーパーのバイトの面接
・ファーストフードのバイトの面接
・ファミレスバイトの面接
・パン屋・ケーキ屋バイトの面接
・アパレル販売のバイトのお面接
・ドラッグストアのバイトの面接
・塾講師バイトの面接
・イベントスタッフバイトの面接
・デモンストレーターバイトの面接
・パチンコスタッフのバイトの面接
・主婦・主婦のバイトの面接
まとめ
いかがでしたか?
このように、事前に想定されるものはできるだけ準備をし、想定できないことを聞かれた時は正直に、失礼がない言い方で応えるようにしましょう。
・調査地域:全国
・調査対象:学生
・調査期間:2016年09月09日~2016年09月23日
・有効回答数:100サンプル
・調査会社:株式会社ウィルゲート
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バイト面接ノウハウのまとめ