アルバイトの求人広告にはさまざまな条件が記載されていますが、その中に「応相談」と書いてあるのを見かけたことはありませんか?これは文字通り、勤務時間や給与などについて相談に応じてくれるという意味になります。では実際に何かを相談したことがある人はどれくらいいるのでしょうか?どこまで本音で相談していいのでしょうか?相談した内容とともにアンケートで聞いてみました。
【質問】
求人広告の条件にある「応相談」。実際に何か相談したことはありますか?
【回答数】
ある:56
ない:44
半数以上の人が相談したことがあると回答!
アンケートの結果、相談したことが「ある」と回答した人が若干上回りました。
・シフトの頻度や時間帯は相談しないと働き始めてから双方に支障がでるから。(20代/女性/学生)
・シフトの勤務時間と最低でも月このくらいの金額は欲しいという相談をした。(10代/女性/学生)
・シフトの入れ方や、希望の担当部署について相談した。また、経済的な面からシフトを多めにと頼んだ。(10代/男性/学生)
相談したと回答した人のほとんどが、シフトに関する相談や要望と回答しました。学校の都合でどうしても出られない日があるなど、シフトに関しては先に伝えておかなくてはいけないことが多いためです。先に相談しておくことで、後々揉めることを避けたいと考えている人が多いことが分かります。希望の担当部署や給与に関する相談をしたという人もいました。納得した上で働きたいという思いが見て取れますね。
今までに一度も相談したことがない人も多い!
アンケートの結果、相談したことが「ない」と回答した人も半数近くいました。
・応相談で本当に相談にのってくれるのかという不安が少しあるから。(20代/女性/学生)
・応相談という言葉自体、言葉を濁すために使う便宜上のものかなと思っているから(20代/男性/学生)
相談したことがないという人も多く、その理由として多かったのは「相談することがないから」というものでした。求人広告には職種や時間などの条件が書いてあり、それを見た上で応募しているため、特に相談することもないというパターンが多いです。また何か相談したいことがあっても、実際に対応してくれるか分からないという不安な声もありました。応相談という言葉自体、あまり信用していない人もいることが分かりました。
シフトは面接でなるべく具体的に相談しておくと後々スムーズ
求人広告にある「応相談」は、相談すると回答した人が若干上回り、そのほとんどが勤務時間、シフトに関するものでした。働く上で勤務時間やシフトは重要なもの。後々揉めるのも大変なので先に相談しておきたいという人が多いようです。疑問に思うこと、譲れない条件などは早い段階で解決しておくと、入社後もスムーズですよね。みなさんも、面接を受ける前に、学校やサークルときちんと両立できそうかどうかを具体的にイメージしてみてくださいね。
■調査地域:全国
■調査対象:【職業】学生
■調査期間:2016年06月20日~2016年06月25日
■有効回答数:100サンプル
協力会社/ウィルゲート