バイトの面接があると、気になることのひとつが「どのような髪型にすれば良いのか」という問題です。面接では服装だけではなく、髪型も含めて身だしなみのチェックをされるケースが多く見られます。スムーズに面接を突破するには、面接官に好印象を与えられる髪型を目指すことが肝心です。ここでは、男女別に面接向きの髪型について解説します。
【目次】
男性の髪型、好印象を与える4つのポイント
バイトの面接に臨む際は、清潔感のある髪型を意識することが肝心です。どのような職種であっても、清潔感のない見た目ではお客様や同僚に不快感を与えてしまう原因につながります。清潔感のある爽やかさを目指すことで、好印象を与えやすくなるでしょう。
髪色は自然なカラーが基本
第一印象を大きく左右する髪色は、自然な髪色が基本。「暗めカラー」にしておくほうが無難です。明るすぎる髪色は派手な印象を与えてしまうので、避けた方が良いでしょう。
前髪は短め、おでこを隠さない
「前髪を短めにしておでこを隠さない」こともポイントです。おしゃれのために前髪を長く伸ばしている男性は少なくありませんが、長すぎる前髪は見る人によっては、暗い印象を与えやすくなります。前髪は目元がきちんと出る長さにしておきましょう。
横髪はすっきりと、耳を出しておく
「サイドの髪をすっきりさせて耳を出す」ことも重要です。長髪はくだけた印象を与えやすくなります。髪は耳にかからないくらいの長さにすることで、爽やかな印象に近づけるでしょう。
襟足を整える
サイドの髪だけではなく、「襟足を整える」ことも大切です。襟足は自分ではなかなか気が付きにくい部分ですが、意外に人から注目されやすいポイントといえます。特に食品を扱う職種の場合は、襟足が長すぎるとエプロンや制服に髪がつき、不衛生な印象を与えてしまうおそれがあります。襟足はできる限りすっきりと整えておき、清潔感のある装いを目指しましょう。
女性の髪型、好印象を与える5つのポイント
女性の場合も男性と同様に、清潔感のある身だしなみを意識することが、面接突破への近道です。
自然な髪色で、前髪は目にかからないように
髪型のポイントとしては、まず「自然な髪色」にしておくことや、「長すぎる前髪は斜めに流しておでこを出す」ことが挙げられます。前髪を流しておでこを出すことで、明るく元気な印象をアピールできます。眉毛が少し見えるようにスタイリングすると、凜々しい印象につながるでしょう。
まとまらない髪はピンで留めておく
髪がまとまらない場合は、「ピンで髪を留めておく」ことがおすすめです。面接ではお辞儀をするシーンが多く見られます。頭を下げた際に髪がパラパラと顔にかかると、手で髪を整えるしぐさが目立つ原因につながります。前髪やサイドの髪が顔にかかる場合は、ピンで固定しておくと安心でしょう。
ピンの色は暗めに、見えないようにするとより自然
ピンで髪を留める際には、「ピンが見えないようにする」とスマートです。ピンは髪色に合わせて黒などの暗い色を選び、髪から浮いたり目立ったりしないように気をつけましょう。
耳を出して顔周りを明るくする
「耳を出す」ようにスタイリングすることで顔周りを明るく見せることができます。。顔周りや耳周りに髪が多いと、顔に陰ができて表情が暗く見える原因につながります。耳を出すことで、はつらつとした印象に近づけるでしょう。
長い髪は後ろで1つに縛る
髪が長い場合には、「後ろで1つに縛る」ことが無難です。すっきりと髪を1つにまとめることで、清潔感を演出できます。ポニーテールやシニヨンなどにして髪をまとめると、子供っぽくならず面接にふさわしい髪型になるためおすすめです。
面接でNGなのはどんな髪型？
面接に適した髪型があるように、面接では避けるべきNGな髪型も存在します。
ボサボサな髪型
まず、NGな髪型の代表例ともいえるのが、清潔感のないボサボサヘアです。例えば無造作ヘアはおしゃれでやっているつもりでも、見る人によっては身だしなみに無頓着なイメージを与える原因につながります。
寝癖ヘアも同様で、ボサボサの頭は清潔感から遠のいた印象を与えてしまうので、注意しましょう。面接当日は余裕を持って、きちんと髪型を整えておくことが大切です。
金髪や派手すぎる髪色
「金髪や派手すぎる髪色」も、面接では避けたほうがいいでしょう。夏休みや冬休みなどの長期休暇に突入すると、明るい髪色にする学生は多く見られます。ただ、バイトの面接では職種を問わず、髪色は暗めの方が好まれやすい傾向です。髪色が明るすぎる場合は、面接前に髪色のトーンを落としておくほうが無難です。
長すぎる前髪
「長すぎる前髪」も避けた方が良い髪型です。前髪が長いと目にかかってしまい、手で前髪を払ったりいじったりする仕草が多くなりがちです。面接中に前髪をいじるしぐさが多いと、注意力散漫な印象を与えかねません。男女ともに、前髪は目がすっきりと見える長さに整えておきましょう。
ワックスのつけすぎ
「ワックスのつけすぎ」にも注意が必要です。ワックスをつけすぎると、髪がべたついて見えたり不潔な印象を与えたりする原因につながります。髪型をすっきりとまとめるための適度な使用は問題ありませんが、つけすぎには十分注意しましょう。
スタイリング剤のニオイがする
ワックスに限らずヘアスタイリング剤を使用する際には、ニオイにも配慮が必要です。ニオイの強いヘアスタイリング剤の使用は避けて、できる限り無香料やニオイの弱いものを選ぶようにしましょう。
好印象を意識した髪型を！
面接官に好印象を与えるには、「清潔感」のある髪型を意識することがキーポイントといえます。きちんとマナーを守った髪型に整えて、自信を持って面接に臨みましょう。
