現役大学生「サーティワン アイスクリーム」の “エクセレントスタッフ”に聞く 『お客様に幸せを届ける』接客を通して得たものとは?【バイトの達人】

サーティワン バイトの達人

「サーティワン アイスクリーム」は、毎年、アルバイトスタッフ向けの接客コンテスト「エクセレントスタッフチャレンジ」を開催しています。2017年、全国でたった20名しか選ばれないエクセレントスタッフに輝いたのが、中央大学4年生の山口育海(やまぐちいくみ)君です。

「イオン茅ヶ崎中央SC店」でアルバイトを始めてから、現在4年目となる彼に、アルバイトで得た人生の教訓や、接客アルバイトのやりがいなどを語ってもらいました。

 

スタッフみんなの笑顔に、いつも励まされてきた

サーティワン バイトの達人
「子ども時代は、チョコレートとマスクメロンばかりオーダーしていました(笑)」と、サーティワン アイスクリームの思い出を語る、山口君。

――サーティワン アイスクリームでアルバイトをしたいと思ったきっかけを教えてください。

自宅の近くに店舗があったので、小学生の頃からなじみがありました。

アイスクリームの味も好きでしたが、店の雰囲気も良くて、行く度に僕が笑顔になれたという記憶が残っていて…。大学生になりアルバイトをしようと思った時に、真っ先にサーティワンが思い浮かびました。あんな特別な接客はどうすればできるんだろうと興味がわき、すぐに面接を受けました。

――山口君の自然な笑顔は、とても好印象ですね。人と接するのは好きですか?

実は、人付き合いは得意ではありませんでした。アルバイトをするのもここが初めてだったので、敬語の使い方もわからず、最初はすごく苦労しました。

――それでも、続けてこられたのはなぜですか?

失敗してもうまくいかなくても、周りのスタッフが絶対に責めることなく、必ず、お客様へ接する時の“考え方”や仕事の“優先順位”を教えてくれたからだと思います。納得しながらやるべきことが覚えられました。

それと、スタッフみんながいつも笑顔でいてくれるからです。落ち込んだ時も、スタッフと話すと元気になれます。自分がたくさん元気づけてもらった分、僕も新人さんにはいつも明るく接しようと心がけています。

 

エクセレントスタッフの名に恥じない姿を見せ続けたい

サーティワン バイトの達人
エクセレントスタッフチャレンジは、2013年からスタート。2017年は、第5回目の開催だった。

――エクセレントスタッフチャレンジに参加したのはなぜですか?

「イオン茅ヶ崎中央SC店」のスタッフは、仕事上でも人間的にもすごく優秀だと感じていました。「うちの店は、こんなにすごいんだぞ!」と証明したくて、僕が代表として参加したのがきっかけです。

――コンテスト入賞後は、心境に変化はありましたか?

店舗の代表としてエクセレントスタッフに選んでいただいたので、責任というかプライドが芽生えました。今まではギリギリに出勤することもありましたが、今は早めにお店に入ってしっかり準備しています。エクセレントスタッフの名に恥じない姿を、新人さんへ見せ続けなければと思っています。

 

人の気持ちの変化を敏感に気づき、行動できるように

サーティワン バイトの達人
ピンクのネームバッジはエクセレントスタッフだけがつけられる、特別なもの。「ネームバッジに気づいた常連さんから、褒めていただきました」と山口君。

――現在、アルバイト4年目とのことですが、接客アルバイトをして備わったスキルはありますか?

サーティワン アイスクリームは、ただ単にアイスクリームを売るだけでなく、「お客様に幸せを届ける」ことをモットーにしています。お客様が困っているならば、どうすれば解決できるのか?と、常に考えて行動してきました。例えば、どのフレーバーにしようか迷っていそうなお客様がいらっしゃれば、積極的にテストスプーン(試食)をおすすめして、フレーバーについて詳しく説明しています。このような心がけのせいか、人の気持ちの変化には敏感になれたと思います。

――プライベートでそのスキルがいきていることはありますか?

今まさに就職活動をしていますが、面接官が何を聞きたいかを、他の人よりも感じとれている気がします。「応対(の仕方)がいいね」と褒めていただけたこともあるので、臨機応変に対応できているのかなと…。

それから、初対面の人ともスムーズに打ち解けられるようになりました。何気ない会話から相手が好きそうなことを推測して話をすると、会話が広がります。不得意だった人付き合いが、少しはうまくなったのかもしれません(笑)。

 

「僕に会いに来た」と言ってもらえると、やりがいを感じる

サーティワン バイトの達人
新作のアイスクリームの風味を絶妙な表現ですすめてくれる、山口君。

――アルバイトのやりがいや、アルバイトをしてうれしく思ったことを教えてください。

「僕に会いに来た」と来店されるお客様がいらっしゃると、前回来店された時に、いい接客が提供できたのかなとうれしく思いますし、この仕事にやりがいを感じます。

僕は、はたから見ると“アイスクリームを売る人のひとり”ですが、学生時代にこんな有意義な社会経験ができて、本当にラッキーだと思っています。

――—大学卒業後の展望はありますか?

まだおぼろげなイメージですが、人を幸せにしたり、笑顔にしたりするような職業に就きたいです。接客業のように直接的に関わる仕事もいいですが、間接的に関われる仕事も視野に入れています。とにかく、将来的には“人を幸せにするかたち”を作ることが夢ですね。

 

まとめ

山口君は「お金を稼ぐためだけにアルバイトをするのはもったいない。時給以外に、いろいろなことを学んで吸収すること」という店長の教えから、“働く付加価値”を意識してアルバイトをしてきたといいます。

「お客様のために接客をすると、アイスクリームではなく、僕自身を見てくれる時があるんです」と、山口君。

お客様のためを思い真摯に行動すると、自分にも幸せが訪れる。接客アルバイトとは、そんなすばらしい経験ができる仕事だと、改めて感じました。

 
取材・構成・文:石上直美(verb)
撮影:中山実華

取材撮影協力:サーティワン アイスクリーム「イオン茅ヶ崎中央SC店」(https://www.31ice.co.jp

関連する求人情報

関連ワード

働くコラムの関連記事
生きた英語が身につく!ちゃんと稼げて英語力がアップするアルバイト4選
生きた英語が身につく!ちゃんと稼げて英語力がアップするアルバイト4選

英語力を身につけるのであれば、実際に話す機会を作り、生きた英語に触れるのが近道です。強制的に英語を話す環境に身をおくようなアルバイトなら、し…

人気アイドルあのちゃん(ゆるめるモ!)インタビュー 「社会の中で生きられない。ぼくが見つける居場所」

最近話題の女性4人組ニューウェーブアイドルグループ、「ゆるめるモ!」。「窮屈な世の中を緩める(ゆるめる)」をコンセプトに結成されました。今回…

北川尚弥
俳優・北川尚弥さんインタビュー 「悩むことも仕事の一つ。悩んだ分、ステージでは必ずいいものが表現できる」

ハローキティをはじめとするサンリオキャラクターが好きな男子高校生たちの青春を描いた「ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』」で、主人公・長谷川康…

小宮有紗
女優/声優・小宮有紗さんインタビュー 「何事も自分との闘い。どんどん新しい自分へと更新していきたい」

元ヤクザの私立探偵と小学生の少女--血のつながらないふたりのせつない絆が描かれる犯罪エンターテイメントムービー「アウト&アウト」に花屋の理恵…

推した本は飛ぶように売れる!カリスマ書店員・新井見枝香さんに聞く、”学生におすすめの書籍3選”と”書店員としての楽しさ”

最近、本を買って読んでいますか?なかなか本が売れない時代と言われる中、推した本が必ず売れると言われるカリスマ書店員さんが話題になっています。…