タリーズコーヒー「バリスタコンテスト」入賞の現役音大生に聞く!“接客”のおもしろさ【バイトの達人】

FromAしよ!! タリーズコーヒー「バリスタコンテスト」入賞の現役音大生に聞く!“接客”のおもしろさ【バイトの達人】
タリーズコーヒー全店舗を対象に、毎年開催されている「バリスタコンテスト」。ドリンクを作るバリスタとしての技術と接客スキル、総合的に評価される一大イベントだ。昨年の大会で地区代表に選ばれ、アルバイト部門で入賞を果たしたのが、現役音大生の赤松笑さん。タリーズコーヒー神楽坂店で働き始めてたった1年で入賞した赤松さんに、接客の楽しさを聞いた。

 

接客は“自動販売機にならないように”お客様のニーズを引き出す仕事

FromAしよ!! タリーズコーヒー「バリスタコンテスト」入賞の現役音大生に聞く!“接客”のおもしろさ【バイトの達人】
音大でピアノを専攻している赤松さんは温和な雰囲気で、初対面でも居心地のよさを感じさせてくれる。

――タリーズコーヒーでアルバイトをしようと思ったきっかけは、何だったんですか?
6年前に大学進学で上京した時に、初めてタリーズでハニーミルクラテを飲んで「こんなにおいしいものがあるんだ!?」って思ったんです。もともとカフェでアルバイトをしたい気持ちもあったので、いつかタリーズで働きたいなって思っていました。

――実際にタリーズでアルバイトを始めたのは、いつ?
一昨年の8月からなので、今年で2年になります。昨年3月に大学を卒業して、4月から別の大学に入り直したので、その少し前にアルバイトも別の場所に変えようと思って、タリーズに応募しました。

――好きだったお店で働き始めて、変化した部分はありますか?
もっとコーヒーが好きになりました。実は、入った当初は甘くしないとコーヒーを飲めなかったんです。だけど、お客様に商品を薦めるからには知識がなきゃダメだと思って、以前よりコーヒーを飲むようになって、今はブラックでもおいしく飲めます(笑)。

FromAしよ!! タリーズコーヒー「バリスタコンテスト」入賞の現役音大生に聞く!“接客”のおもしろさ【バイトの達人】
「ミルクと合わせて飲むのが好き」という赤松さんオススメのコーヒー豆は「カフェオレ モナーレ」

――カフェでの接客の大変さは、どんなところでしょう?
お客様のニーズを引き出すことですね。お店に入った当時の店長から、よく「自動販売機にならないように」って言われていました。店員それぞれのカラーが出てこその接客なので、マニュアル通りにならないよう、お客様の話を聞いて商品やドリンクを提案しています。

――これまでで印象的だった接客エピソードは?
タリーズでは店員を星で評価していて、1つから始まって最高が4つなんです。私が3つ星をとった時に社員さんが祝いに店まで来てくれて、それを見ていたお客様が「昇格したの?私がご馳走するわ」っておっしゃってくださったんです。まさかお客様に祝っていただけると思っていなかったので、驚きました。

FromAしよ!! タリーズコーヒー「バリスタコンテスト」入賞の現役音大生に聞く!“接客”のおもしろさ【バイトの達人】
名札についている星が、3つ星の証し。金色の丸いバッジは地区大会優勝の際にもらえるもの。

 

“毎日がバリスタコンテスト”という意識を持って店頭に立つ

FromAしよ!! タリーズコーヒー「バリスタコンテスト」入賞の現役音大生に聞く!“接客”のおもしろさ【バイトの達人】
――バリスタコンテストの存在を知った時は、自分が出場すると思いましたか?
まさか、思わなかったです! ただ、当時の店長がバリスタコンテストでの優勝経験があったので、その話を聞いて、いつか私も出られたらいいなとは思っていました。

――バリスタコンテスト出場が決まったのは?
予選の地区大会で優勝して、全国大会への出場が決まりました。私が働く神楽坂店では、マネージャーが日頃の仕事ぶりを見て地区大会に出る代表を選ぶんですが、自分が選ばれてびっくりしました。他店舗の代表は歴の長い方も多かったので、地区大会で優勝した時は信じられなかったです。

――ちなみに、大会ではどのような試験が行われるのでしょう?
地区も全国も同じなのですが、接客のロールプレイングとドリンクを作るバリスタの部門、そしてカッピングという利きコーヒーです。タリーズで扱う12種類の豆の中から、2種類を豆、粉、お湯を入れた状態と味だけで当てるというものです。

FromAしよ!! タリーズコーヒー「バリスタコンテスト」入賞の現役音大生に聞く!“接客”のおもしろさ【バイトの達人】
「ドリンクを作る時、審査員が息のかかる距離で見ていて、すっごく緊張しました(苦笑)」(赤松さん)

――全国大会当日で、特に印象に残っていることを教えてください。
神楽坂店のメンバーや常連のお客様が、うちわを作って応援しに来てくれたんです。励みになりましたね。あと、当日の朝にメンバーがメッセージを書いた寄せ書きをくれて、大会前なのに泣きそうになっちゃいました。すごくうれしかったです。

――全国大会に出場した時の気持ちは?
うれしかったし驚きましたが、それ以上に大きかったのは悔しさでした。せっかくこの舞台に出られたんだから、優勝したいって気持ちがあったので。応援しに来てくれたみんなにも、申し訳なかったですね。結構負けず嫌いなんです。

――全国大会出場という経験は、今の仕事にどんな影響を与えましたか?
レベルの高い環境で刺激を受けたことで、毎日全力で挑まなきゃいけないなって思いました。お店に賞状も飾っていただいているので、気の抜けた接客はできないですしね。毎日がバリスタコンテストだという意識を持って、店頭に立つようにしています。

 

ドリンクを出した時に笑ってもらえると、このために働いているのかなって思う

FromAしよ!! タリーズコーヒー「バリスタコンテスト」入賞の現役音大生に聞く!“接客”のおもしろさ【バイトの達人】
赤松さんが作るカフェラテは、ミルクの泡がきめ細かでとってもクリーミー。

――学業とアルバイトの両立で、意識していることはありますか?
夜のシフトだと帰りが遅くなって翌日に響いてしまうので、私は朝から昼過ぎまでのシフトで働いて、アルバイト終わりに学校に行っています。強制的に朝起きるようにすれば、夜の時間を自由に使えると思って、タリーズで働き始めた当初からこのスケジュールにしています。

――タリーズコーヒーのアルバイトで学んだことは?
人との接し方や礼儀、クレンリネス(衛生面)、あらゆる部分で教えてもらうことがたくさんあります。中でも、物事を丁寧に進める大切さを学んでいます。エスプレッソマシンは汚れやすく、そのままだとドリンクに汚れがついてしまうので、清潔さを保ったり整理整頓したり、丁寧に扱うことが重要なんです。ピアノも楽譜の読み方が雑だと、音もキレイに出ないので、自分の音楽にも影響しています。

FromAしよ!! タリーズコーヒー「バリスタコンテスト」入賞の現役音大生に聞く!“接客”のおもしろさ【バイトの達人】
――赤松さんが考える、接客業の魅力は何ですか?
お客様の笑顔が見られることです。何かを探しているお客様に声をかけたり、好みに合わせてカスタマイズを提案したりした時に、喜んでいただけることが私の喜びでもあります。ドリンクを出した時に笑っていただけると、このために働いているのかなって思いますね。

――アルバイトをすることの意味は、どこにあると思いますか?
アルバイトは、社会に出る前のプレステージだと思います。電話のとり方や身だしなみ、大人の方と接する時の対応などを学べる場。お金が発生することでもあるので、責任についても知ることができる機会だと思います。

 

まとめ

FromAしよ!! タリーズコーヒー「バリスタコンテスト」入賞の現役音大生に聞く!“接客”のおもしろさ【バイトの達人】“笑(えみ)”という名前の通り、パッと明るい笑顔を浮かべ、気さくにインタビューに応じてくれた赤松さん。マネージャーが店舗の代表に選んだというエピソードも、納得でした。日頃からレベルの高い接客のため、積極的にコーヒーの知識を得ていたそう。その努力が認められ、バリスタコンテストへの道が拓けたのでしょう。何事も丁寧かつ本気で取り組めば、その姿勢を一緒に働く仲間やお客さんが見て評価してくれるということを教えてくれました。

 
取材・構成・文:有竹亮介(verb)
撮影:森カズシゲ
取材撮影協力:タリーズコーヒー神楽坂店

関連する求人情報

関連ワード