奥が深すぎる……何のためかわからない!? 謎バイト5選

ひとくちに「アルバイト」と言っても、その業務内容はさまざま。コンビニ、ファミレス、カフェなどと、普段の生活でもよく利用する場所でのアルバイトなら、イメージも湧きやすいですが、世の中には一見して「何のために?」と思えるような「謎のバイト」も存在します。

今回はそんなバイトのなかから、選りすぐりをご紹介。その「謎」の一端を解き明かしましょう……。
 

届いた郵便物に貼ってある切手をひたすら集める仕事

謎バイト

「一般事務として採用されたとあるバイト。その中の業務で、会社に届いた封筒に貼られた切手をはさみで切り落として集める作業がありました。あれは一体何のためだったんだろう……」(23歳・男性)

届いた郵便物に貼られていた……ということは、既に消印が押されているもの。もちろん再利用することはできません。それを集めてどうするの? と思いがちですが、実はこの使用済み切手、一部の慈善団体などに送ると、切手コレクターが買い取り、そのお金が募金として役立てられるのです!

一度は価値を失ったものが、必要な人の元に渡ることで価値を取り戻し、さらには慈善活動に役立てられる……なんだか尊い仕事です。
 

ただひたすら人に聞かれたら答えるだけの仕事

謎バイト

「特定の時間、特定の場所で待っていると、何名か人がやってきます。その人たちにヒントを与える役をしました。なんだかRPGの賢者みたいな気分でした」(22歳・男性)

あれですね、RPGでとある村を訪れたら、物語を進行させるためにとにかく人に聞きまくるやつ! ボスを倒すための核心を突くようなヒントがもらえると、「よっしゃあ!」ってなりますよね。実はこれ、謎解きゲームの運営スタッフの仕事。最近では「謎解きゲームがチームビルディングに役立つ」と社内研修に取り入れる会社もあるため、大掛かりなイベントじゃなくても、少人数でゲームを行うことがあるんです。

賢者になったつもりで「誰かから頼りにされる」感覚……悪い気分ではなさそうです。
 

結婚式に参列して「おめでとう!」と祝福する仕事

謎バイト

「知らない誰かの結婚式に、ゲストとして参列しました。みんな楽しそうだし、ただご飯を食べたり、飲んだり、お祝いしたりして過ごすだけなので、内心『これでバイト代がもらえるなんてラッキー』と思いました」(23歳・女性)

フルコースを食べて、お酒も飲み放題……それなのにバイト代がもらえ、参加費も払わなくていいなんてどういうこと!? と思いますよね。これは、新郎と新婦それぞれのゲストの人数に開きがある場合、バランスを合わせるために、ゲストの代行者をアルバイトとして派遣しているのです。

「わざわざそこまでやる?」と思うことなかれ、やはり結婚式は一族にとって大切な行事。「体裁を整える」ことに意味があるのです……。
 

工場でアラームが鳴ったら止める仕事

謎バイト

「工場のラインに入っていました。製造工程はすべてロボットが行っているため、作業自体は巡回して見守るくらい。もしアラームが鳴ったら止めて、社員を呼んでくるのが主な仕事です。でも実際の調整は社員がやってくれるので、特にやることはないし、何をやっているかもわかりませんでした」(25歳・男性)

「アラームを止めるだけ」とはカンタンそう。けれども工場は24時間操業していることも多く、シフトで夜勤に入らないといけないこともあります。何か作業をするわけでもなく、ひたすら眠気との戦い……というのも、意外とラクではなさそうです。

また、工場のラインでは企業秘密に関わるような技術を扱っていることから、詳細は社員のみが把握し、バイトの立場ではなかなかわからない場合が多いのですね。
 

ただひたすら本(原稿)を読む仕事

謎バイト

「知人に出版社の人がいて、下読みの仕事を紹介してもらいました。本を読むことは好きなのですが、誤字や脱字だらけだったり、かっこいい表現を使いたいだけで物語にはあまり意味がなかったり……『おもしろい』と思える作品は多くはありませんでした」(26歳・女性)

世の中には数々の公募文学賞がありますが、そこには小説家志望の人から作品がたくさん寄せられます。「下読み」とは、その文学賞を選定するにあたり、審査員に読んでもらう作品を決めるために、原稿を読んで、ある程度作品の数を絞り、振るいにかける仕事。

読書が趣味の人なら「本を読むだけで稼げる」なんて夢のような仕事ですが、数をこなせばこなすほどお金がもらえるため、体力勝負なのも確か。少なくとも「速読力」は磨かれそうです。
 

まとめ

謎のバイトも、フタを開けてみれば「なーんだ」と思うほど明快なものばかり。バイトを探す時、検索窓に上記のキーワードを入力してみたら、あなたのエリアでも募集されているバイトがあるかもしれませんよ。「ショップスタッフ」や「コンビニ店員」など、よくあるバイトをひと通り経験したことのある人は、新たに「謎バイト」を試してみてはいかがでしょうか。

 
イラスト:とげとげ。 文:おおやさちよ

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