レジ打ちや品出しがメインで、コスメや医療品に興味がある人におすすめのドラッグストア・化粧品販売バイト。みんなはどこに満足しているの?時間、時給、仕事内容について詳しく聞いてみました。
【目次】
1.ドラッグストア・化粧品販売バイトの仕事内容
2.総合評価
3.労働時間
4.時給
5.この仕事の満足度
6.ドラッグストア・化粧品販売バイトで働いてみた体験談
7.メリット・デメリット、評判は?
ドラッグストア・化粧品販売バイトの仕事
■ドラッグストア販売
レジ打ちや品出しなどの売り場管理、接客、店内の清掃などを行います。ドラッグストアは医薬品も販売しますが、これは薬剤師の資格を持っている者が販売するので、扱うのは医薬部外品や化粧品、消耗品など。商品に関する問い合わせも多く、仕事をしながら商品知識を付けることが大切です。
■化粧品販売
化粧品販売店やドラッグストア、デパートの化粧品売り場などで、お客様に合ったスキンケアやメイク法のアドバイスや、化粧品の販売をします。バイトをしながらさまざまなコスメ知識やメイク技術が身に付きます。
どちらも商品を割引で購入可能などがあるところもあり、ひとり暮らしの学生には嬉しいメリットがあることも人気の秘密です。
総合評価:「時間の融通」、「仕事が好き」、「トータル評価」に★5つ
ドラッグストア・化粧品販売バイトは、「週2日~」「1日2時間~OK」など、時間の融通がきくことが多いようです。コスメの新商品情報をいち早く知ることができたり、医薬品知識が付くことから、「仕事が好き」も★5つと高評価。
1回の労働時間:3-5時間が61%でトップ。勤務はシフト制が多い
3-5時間が61%でボリュームゾーン。5-7時間が20%と続きます。シフト制の店舗が多く、週に2回や1回2時間~という場合もあるので、学生にも働きやすいのがポイントです。
※平日の労働時間を集計
時給は800円以下から1000円まで、回答は幅がある結果に
時給800円‐900円が33%なのを筆頭に、900円-1000円が27%、800円以下が21%と、時給にばらつきがある結果に。22時以降の深夜や忙しい繁華街の勤務地などでは時給がアップすることもあります。
※バイトの時給は地域や時期、時間帯によっても変わります。
仕事は「比較的仕事が楽」で、マナーや専門知識が身に付くと人気
「比較的仕事が楽」という回答が46%とトップに。覚えてしまえば仕事内容は比較的楽と感じる人が多いようです。「仕事そのものが好き」が31%と続きます。医薬品や化粧品などの専門知識が身に付くのも魅力のひとつのようです。
※複数回答可
ドラッグストア・化粧品販売店で働いてみた体験談
<ココがよかった>
・仕事内容は単純作業が多いですが、年上の仕事仲間や同年代のバイト仲間ができて楽しかった。社会人になる前に人間関係や仕事の責任感などを養う良い機会になったと思います。
・医薬品を扱うこともあるので、薬に関する自分の知識も高まるところが良い。
・化粧品などの新商品の情報が、いち早く手に入る。
・髪型や服装が自由な所と、好きなメイク用品に囲まれて仕事ができる所が気に入っています。
・化粧品や食品のサンプルなどがもらえる。
<ココが大変>
・いろいろなサービスがあり、対応を覚えるのが大変だった。
・ドラッグストアで扱っている商品は重たいものも多く、こうしたものを段ボールから出して並べる作業は結構重労働でした。
・化粧品ブランドが決めた制服、髪型、メイクに従うので、バイト前の準備にも時間がかかる。
・お店によるかもしれませんが、品数が多いと覚えるのが大変!
・立ち仕事なので、仕事が終わると足がパンパンになります。
・医療品から日用品まで商品数が多いため、品出しに時間がかかる。
メリット・デメリット、評判は?
<メリット>
・化粧品販売では、新製品のサンプルや景品などが頂けました。(50代/女性)
・登録販売者の資格を所有していると給与が高くなるメリットがあります。(20代/男性)
・商品ごとの薬の成分についてなど、薬学部の学生でなくても薬の知識がつきます。(40代/女性)
・新製品の出るサイクルが分かってきて、賢い買い物ができるようになりました。(50代/女性)
<デメリット>
・体調を崩して来店するお客様も多いので、風邪などが移りやすいです。(30代/女性)
・商品が多く、化粧品の効果や薬の成分など覚えなければいけないことが山のようにあるので大変です。(30代/男性)
・化粧品や薬の独特のにおいに酔ってしまうかもしれないです。(40代/女性)
・化粧品販売の場合、試しを何度もすると肌が荒れてしまうことがあります。(20代/女性)
データ:データ:18歳~25歳までの学生時代にアルバイト経験者(2157人)を対象に調査(調査期間:2015年12/4~12/21)。
調査協力/株式会社クラウドワークス
文:荒川文乃