ビデオ・ラジオ・テレビアルバイトの経験者に
体験談を語ってもらいました!
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40代 女性
20代の頃にテレビ番組制作のアルバイトをしていました。毎日とても忙しくて寝る間を惜しんで仕事をしていましたが、良い仲間にも恵まれていたためか睡眠不足でつらいと思ったことは一度もありませんでした。むしろ、毎日サークル活動のようでとても楽しかったです。オンエアというゴールに向かって仲間とお互いに助けあい励まし合ったりして精神面でも大きく成長できたと思います。幼い頃は恥ずかしがり屋の人見知りでしたが、いつの間にかそんな自分を忘れて街頭インタビューに明け暮れていたのも今となってはとてもよい思い出です。協調性が身についたのもこの仕事を通してだと思っています。
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20代 女性
テレビ局の報道部で、編集補助のアルバイトをしていたことがあります。 内容としては、放送した内容をパソコンに打ち込み、視聴率と放送内容の関係をグラフ化すること。それに手が空いた時に新聞を片付けたり、アナウンサーの方にお茶を出したりします。この仕事で、まず身に付いたのは責任感です。早朝から始まるアルバイトのため、朝に体調を崩すと代わりの人を見つけるのは容易ではありません。自らの体調や危機管理をしっかりとし休まず出社すること。社会人になる前にこの精神を身につけられたのは大きかったです。次に身に付いたのは、素早いタイピングです。朝4時半から流れているニュースを、ビデオで流しながら内容を書き取り、8時にはニュースに追いつかなくてはなりません。正確で素早いタイピングが求められました。この能力は今になってもとても役立っています。
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30代 男性
以前、ブライダル関連の映像制作をしている事務所で働いていました。働く前は、カップルの取材をしたり、結婚式の現場でカメラを回したりと、明るく楽しいイメージが強かったのですが、実際に働いてみると緊張感を伴う気を遣う場面が多い職業でした。当たり前ですが、結婚式は一生に一度。再撮影は許されません。バッテリーや撮影角度、音響など、事前に何度もテストを行い、一発で確実に撮影できるようリハーサルを行っていました。また披露宴の撮影なども、周りの招待客に邪魔にならないように気を使いながら、2人の表情をしっかり抑えられるポジションなどを考えて仕事をしていました。失敗は許されない状況で、いかに確かな仕事をするか、自分なりに試行錯誤できたことは、現在別の仕事をしている今でも生かされています。
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20代 女性
私は約5年間、テレビ局でADとして働いていました。一番身についたことは、臨機応変に対応できる力だと思います。例えば、コピー機の前にディレクターがいるのをみかければ、クリップかホッチキスが欲しいと言われるだろうから用意しておくなどといったことです。些細なことでも気づいて事前に行動することで、より良い作業環境を築くことができます。テレビ業界は同業者だけなく、一般の人やさまざまな業種の人と関わる職業です。老若男女問わず多くの人と関わるからこそ、自分以外の相手に対して思いやりを持って接することが大切だと感じました。仕事のスキルだけではなく、基本的な人間力も身につけることができる職業だと思います。