生活相談員アルバイトの経験者に
体験談を語ってもらいました!
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40代 女性
アメリカに留学中、担当してくださっていた生活相談員の方が退職するという事で、急きょその役目を受け継いだ経験があります。当初は私も学生だったので、相談員としての責任をどれだけ果たせるかとても不安でした。私が任されたのは、ある会社の斡旋で留学してきた大学生の生活相談で、言葉や習慣の違いから発生する不安や悩みを聞き、生活におけるいろいろな手続きのアドバイスをするというものでした。あくまでも学生の生活の相談員という立場でしたので、基本、実際の手続きや交渉は学生がするということだったのですが、急を要する場合などは、私が直接交渉をしなければならない事もありました。夜中に病院や警察に呼び出されることもありました。でもこの仕事を任されていた間、辛いと思ったことは一度もありません。むしろ、それまでいつも誰かに頼って生きていた私でも、誰かのために役に立てるという自信を持つことができ、毎日がとても充実していたことを覚えています。
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40代 女性
デイサービスでの生活相談員をやらせて頂きました。デイサービスを利用したいご利用者様がケアマネの紹介を受けて見学し、気に入っていただければ、担当者会議をして契約・ご利用していただく仕事です。ご利用者様の相談や苦情処理や月の請求を行ったりしていました。常に、ご利用者様は人生の大先輩なので、言葉使いや態度、接し方、声のトーン、話す声の大きさやスピードにも気をつけていました。一人一人の人生の重みがあり、お話や体験談等たくさん聞かせてもらいました。今ある自分の立場はいずれ、ご利用者様が通ってきた道だとつくづく感じました。家族や子ども・自分にまつわる人たちを大事にしないと自分に必ず返ってくるのだと教わりました。
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30代 女性
デイサービスでの生活相談員のアルバイトをしていました。主な仕事は居宅ケアマネージャーや個人のお客様からの問い合わせ対応、見学対応から契約です。また、フロアや入浴介助などの現場での仕事や、送迎も行いました。利用者様やご家族様、ケアマネージャーさんなどいろいろな方と関わる接客業なので、言葉遣いや表情、相手に快く感じてもらえるような対応を心がけていました。お客様の笑顔が見られると嬉しかったです。たくさんの笑顔に出会えた反面、苦労したことも多々ありました。利用者様のほとんどは高齢の方で、いろいろな方がいらっしゃいます。中には気難しい方、他者とトラブルになってしまう方などもいらっしゃいました。トラブルや苦情対応なども仕事の一つです。状況確認を行い、それぞれの話を傾聴し、相手の気持ちを受け止め対応してきました。様々なケースに対応するうちに柔軟な対応力が身に付いたように思います。大変ではありましたが、貴重なアルバイト経験となりました。
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30代 女性
ケアハウスで生活相談員をしたことがあります。主な業務は入居者が生活しやすいように食事の案内や外出管理、また施設の清掃、健康管理の体操実施、季節ごとの行事の準備でした。業務をこなす中、私が一番心がけていたことは、いろいろな入所者の方に話しかけやすい雰囲気を常に心がけることです。当たり前のことですが、挨拶に気を付けたり、挨拶以外に何か必ず話すようにしていました。そうすることで親しみを感じて下さった入所者から、風邪をひいたときなど心配して温かい言葉をいただいたときは、すごく嬉しかったし、やりがいを感じました。行事ではどんな催しが喜ばれるのか考えることに非常に苦労しました。このアルバイトを通して人との関わりがこんなに心を豊かにすることを実感することができました。また人から親しみを持ってもらいやすくなったように思います。